*自作お題とは無関係です
<忍たま・仙蔵+α>
昔の自分と今の自分。
別に、戻りたいと思うわけではない。
「ねぇ、次は何して遊ぶ?」
「そうだなぁ……」
下級生が走り抜けていく。
とても楽しそうで、それは眩しかった。
思わず立ち止まる。
目を細めて、その姿を見送った。
過去の自分の姿が、薄く重なる。
その自分も、間違いなく眩しかった。
別に、戻りたいと思うわけじゃない。
ただ。
もしも。
彼らが、今の自分と同じようになってしまうなら。
「おい、何してんだよ、早く行くぞ」
「あぁ……」
それは止めて欲しいと。
「次の授業は実習だったよな」
「そうそう、近くの戦場で」
「あーあ、中々、大変なことになりそう」
願わずにはいられない。
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<忍たま・文次郎と仙蔵 *泡に消えた夢と記憶の文次郎Side>
気がつけば、授業開始時間が間近だった。
教科書類をそろえて、立ち上がった時、
まだ仙蔵の机の上に教科書が置きっぱなしであることに気がついた。
てっきり先に行ったものだと思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。
「……」
文次郎は少しだけ悩んでから、仙蔵の教科書も持って部屋を出た。
少しだけ探して、もし見つからなければそのまま持ってってしまえばいいと思った。
万が一仙蔵が部屋に教科書を取りに行ったとしても、ないことに気がつけばすぐに教室に来るだろう。
仙蔵はすぐに見つかった。
池の前に、しゃがみこんでいる。
ただぼーっと、水面を眺めていた。
それは無表情に見えて。
少しだけ怖かった。
何が怖いのかは、よく分からなかったが。
「何か用か?」
仙蔵が不意に口を開いた。
その声で、文次郎は何をしに来たのか思い出した。
文次郎は仙蔵に近づき声をかける。
「授業、遅れるぞ」
仙蔵はまるで今思い出したかのような表情をした。
そしてそれはおそらく事実なのだろう。
すぐに面倒そうな表情に変わり、立ち上がった。
仙蔵の動きに合わせて、文次郎は教科書を放った。
仙蔵はあわててそれをつかむ。
「あ」
「机に置きっぱなしだったからな」
「早く行くぞ」
文次郎は背を向けて歩き出す。
仙蔵も無言でついて来た。
授業開始時間まで、もう余裕はほとんどない。
下手をすれば遅刻だ。
それはぜひとも避けたかった。
「……ありがとう」
思わず、足が止まった。
驚きで。
失礼かもしれないが、本当に驚きで。
そんな文次郎を仙蔵は抜いて、どんどん歩いて行った。
文次郎はあわてて追いかける。
「おい、今」
「知るか」
思わず、笑いがこぼれた。
気がつけば、授業開始時間が間近だった。
教科書類をそろえて、立ち上がった時、
まだ仙蔵の机の上に教科書が置きっぱなしであることに気がついた。
てっきり先に行ったものだと思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。
「……」
文次郎は少しだけ悩んでから、仙蔵の教科書も持って部屋を出た。
少しだけ探して、もし見つからなければそのまま持ってってしまえばいいと思った。
万が一仙蔵が部屋に教科書を取りに行ったとしても、ないことに気がつけばすぐに教室に来るだろう。
仙蔵はすぐに見つかった。
池の前に、しゃがみこんでいる。
ただぼーっと、水面を眺めていた。
それは無表情に見えて。
少しだけ怖かった。
何が怖いのかは、よく分からなかったが。
「何か用か?」
仙蔵が不意に口を開いた。
その声で、文次郎は何をしに来たのか思い出した。
文次郎は仙蔵に近づき声をかける。
「授業、遅れるぞ」
仙蔵はまるで今思い出したかのような表情をした。
そしてそれはおそらく事実なのだろう。
すぐに面倒そうな表情に変わり、立ち上がった。
仙蔵の動きに合わせて、文次郎は教科書を放った。
仙蔵はあわててそれをつかむ。
「あ」
「机に置きっぱなしだったからな」
「早く行くぞ」
文次郎は背を向けて歩き出す。
仙蔵も無言でついて来た。
授業開始時間まで、もう余裕はほとんどない。
下手をすれば遅刻だ。
それはぜひとも避けたかった。
「……ありがとう」
思わず、足が止まった。
驚きで。
失礼かもしれないが、本当に驚きで。
そんな文次郎を仙蔵は抜いて、どんどん歩いて行った。
文次郎はあわてて追いかける。
「おい、今」
「知るか」
思わず、笑いがこぼれた。
<忍たま・仙蔵と文次郎>
水面に泡が漂う。
そこにはつい先ほどまで魚がいた。
魚の動きに合わせて泡の発生と消滅が繰り返される。
ぼーっとそれを見ながら。
何も考えずにそこにいた。
「……」
無言の空間が続く。
闇に溶けるように沈んでいく。
「何か用か?」
不意に、一心に水面を見つめていた仙蔵が口を開いた。
その声に合わせて、文次郎が姿を現す。
「授業、遅れるぞ」
言われて、思い出した。
教科書も何も、持ってきていない。
これから取りに行くのは面倒だな、と思いつつ立ち上がった。
振り向きざま、文次郎が何かを放り投げたので慌ててつかむ。
「あ」
「机に置きっぱなしだったからな」
教科書だった。
「早く行くぞ」
文次郎はすぐさま歩き出した。
仙蔵も続いて歩く。
泡を思い出した。
発生すれば消滅する。
それは、発生から始まる流れ。
「……ありがとう」
ぼそっと呟く。
文次郎が立ち止まる気配がした。
仙蔵は無視してどんどん歩く。
「おい、今」
「知るか」
水面に泡が漂う。
そこにはつい先ほどまで魚がいた。
魚の動きに合わせて泡の発生と消滅が繰り返される。
ぼーっとそれを見ながら。
何も考えずにそこにいた。
「……」
無言の空間が続く。
闇に溶けるように沈んでいく。
「何か用か?」
不意に、一心に水面を見つめていた仙蔵が口を開いた。
その声に合わせて、文次郎が姿を現す。
「授業、遅れるぞ」
言われて、思い出した。
教科書も何も、持ってきていない。
これから取りに行くのは面倒だな、と思いつつ立ち上がった。
振り向きざま、文次郎が何かを放り投げたので慌ててつかむ。
「あ」
「机に置きっぱなしだったからな」
教科書だった。
「早く行くぞ」
文次郎はすぐさま歩き出した。
仙蔵も続いて歩く。
泡を思い出した。
発生すれば消滅する。
それは、発生から始まる流れ。
「……ありがとう」
ぼそっと呟く。
文次郎が立ち止まる気配がした。
仙蔵は無視してどんどん歩く。
「おい、今」
「知るか」
しかも何故か教師。
しかも何故か無駄に続くらしい。
えっと、要は
忍たま六年教師パロつづきもの
ってことです。
今回は仙蔵さんメインです。
「はぁ? パロとかふざけんな」
というお方や、
「教師? なんでやねん」
みたいな方は見ちゃダメっすよ。
あと、現パロになると私の中での性格のイメージが変わるキャラとかいますので、ちょっとなんかご注意を。
もしマジで続くようなら、あとで特設ページも作りますが。。。
じゃあ、「本編へ」ゴー!